『廣州旅遊全攻略』(第7刷)

香港で広州のガイドブックを買ってきた。


『廣州旅遊全攻略』(第7刷)
蕭敏、張柳兒編採/正文社/2014年8月/95香港ドル

香港で作られた広州のガイドブック。
広州の観光、料理に関しては一番情報量が多いと思う。
料理の写真が豊富で値段がわかるのも助かるし
携帯版の大きめの地図もついていて便利。

また香港人向けなので香港−広州間の交通手段についても詳しく
4つのバス会社の値段、電話番号、HPのアドレスまでついている。


地図も非常にわかりやすい。香港の本なので繁体字。
広州の街中の表示は簡体字なのでこの点は少々不便。


前から使っている第6刷と買ってきた第7刷の内容を比べてみた。


茘湾区の地図は修正ではなく新しい地図に入れ替わっていた。
地下鉄6号線(2013年12月開業)や黄沙碼頭(水上バスの乗り場)が加わり、
沙面から珠江新城に引越したアメリカ領事館はなくなっている。

この地図の右下に載っているホワイトスワンホテル(白天鵝賓館)は
大規模改修工事のために2012年3月から休業していたけれど今月15日に再開するらしい。
広州の人にとっては特別のホテルのようで広州の新聞各紙が報道していた。

白天鵝賓館のサイトはこちら
新快報2015年7月3日の記事(老街坊15日可以回白天鹅叹茶啦!)はこちら
2014年1月14日のブログ(白天鵝賓館 White Swan Hotel)はこちら


川国演義の料理。ちゃんと値段を更新していた。


新たに加わったフレイザースイーツ広州の2ページの記事。


温水洗浄便座もついているらしい。記事にある通りサプライズかも。


2014年2月頃オープンしたハローキティカフェも載っていた。

広州の変化は激しいので、これだけの情報を載せた本の改訂版を出すのは大変な労力だと思う。

この本は5つ星ホテル、西洋料理店の情報は少なめ。
こういった情報は知出版(香港の出版社)の『今個假期遊 廣州』が詳しい。
※2013年6月5日のブログ(香港で買ってきた広州のガイドブック)のこちらを参照
電子版もある。Googleブックスの該当ページはこちら
2011年出版なので飲食店情報、値段などが古くなっている部分があるけれど、安いのでお買い得だと思う。
ちなみに印刷版は2015年5月に『今個假期遊廣州2015-2016』が出版されている。

参考
2012年5月18日のブログ(広州のガイドブック)はこちら
2013年4月16日のブログ(広州のイラストガイドブック)はこちら
2013年8月25日のブログ(『下一站,广州』)はこちら