『トランスフォーマー/ロストエイジ』

香港の景色を見るために『トランスフォーマー/ロストエイジ』を見てきた。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』予告編 。

上映時間は165分。長い。
制作費2億1千万ドル、IMAX3Dカメラで撮影された映像は素晴らしかったけれど
長時間見るのはきつかった。

ロケ地はテキサス、シカゴ、北京、広州、香港、重慶市武隆県

上映時間の約1/4は香港が舞台だった。
マイケル・ベイ監督はスターフェリー、的士(タクシー)、トラム香港会議展覧中心などを
容赦なく破壊してくれた。

北京と広州の映った時間はごくわずか。
北京は北京国家体育場(鳥の巣)、
広州は広州塔と広東省ナンバーの車がチラッと映った。

重慶市武隆県の景色は効果的に使われていたけれど
香港島の一部のような扱いになっていて重慶という地名は出てこなかったと思う。
この件で訴訟になっているそうだ(こちら)。

こちらパラマウント・ジャパンがつくった映画の見どころ。

これ以外にも見どころがある。

“笑撃”の広告!

映画内に中国建設銀行伊利(中国の大手乳製品メーカー)など
中国企業の広告が大量に組み込まれているのである。

ネットでも話題になっているけれど一番無理やり感があったのがこちら。


ネットで見つけた画像。

香港のビルの屋上で唐突に伊利の舒化奶を飲むシーン。

スーパーの商品棚とか街の看板にするなら違和感なく組み込めるだろうけれど
「舒化奶を飲むシーンを入れること」という契約だったのだろうか…

中国のテレビでも紹介されていた。

变形金刚乱入中国元素广告硬植引吐槽

《变形金刚4》:大家一起来找广告

ネットを検索していたらこんなものを見つけた。


中国建設銀行のカード(画像はこちらから拝借)。

人口13億人の中国に圧倒される映画だった。

参考
『トランスフォーマー/ロストエイジ』の公式サイトはこちら
2013年10月12日のブログ(ロケ地 広州)はこちら