2012年広東省の天気総括

日本の新聞だと年末(12月)にその年の総括が載っているけれど
南方都市報は年明け(旧正月前)に載っている。

2013年1月8日の南方都市報には“2012年气象盘点”が載っていた。
ソースは広東省気象局の“2012年広東省十大気候事件”のようだ。

記事を見ながら私も2012年の天気を振り返ってみた。

・広州の春節(1月22〜26日)はここ10年で最も寒かった。

・3月4〜6日の暴雨は異例に早い時期だった。

・暑い日の少ない夏だった。
 (35℃以上になった日数は広東省の平均で19.2日、ここ10年で最も少なかった。)

・台風8号(韦森特、Vicente)は珠江デルタ地方を通過した台風としては
 2003年の台風13号(杜鹃、Dujuan)以来最強で、
 死者8人、行方不明者3人、直接経済損失約15.2億元の被害をもたらした。

 2012年7月24日撮影。
 
 近所でもフェンスや樹がなぎ倒された。

・9月27日〜10月23日まで雨が降らなかった
 (過去の同じ時期の2番目の記録。)

 2012年10月21日撮影。 
 
 散水車も活躍していた。

・11月20日〜12月5日まで曇・雨の日が続いた。
 (この時期としては今までで最も降水日数が多く、最も日照時間が短かった。)

 2012年12月1日撮影。
 
 これは特殊なことだったらしい。
 今年の秋は良い天気になりますように…

参考
2012年7月25日のブログ(台風とマンゴー)はこちら
2012年8月20日のブログ(再生)はこちら
2012年10月21日のブログ(散水車)はこちら
2012年10月27日のブログ(久しぶりの雨)はこちら
2012年12月1日のブログ(霧の広州)はこちら