鳥インフルエンザ

2歳の男の子が鳥インフルエンザ(H5型)のため香港の病院に入院している。

この男の子は5月23日に広州市海珠区で発症、
26日に香港・旺角の診療所で受診、その後症状が悪化し、
現在はプリンセスマーガレット病院で隔離治療中である。
幸い現在症状は安定しているようだ。

年に数回はこの手のニュースを見かける気がする。
前回はこれ

香港では2003年のSARS以降、感染症に対する警戒が緩むことなく続いている。
空港、ホンハム駅の検疫ではセンサーを使って入国者の発熱を常にチェックしているし
テレビでは鳥インフルエンザの政府広告(うがい手洗いの励行、鳥の死体に近づかない等)を流している。

一方広州で鳥インフルエンザの政府広告を私は見たことがない。

2009年5月3日撮影。 豚インフルエンザ発生時の写真

宿泊者に豚インフルエンザ感染者が出たためメトロパークホテルは一週間隔離された。
通りかかったトラムから撮影。この先にメトロパークホテルがある。

2012年6月2日撮影。 広州の市場にて

今朝市場に行った時に撮った写真。

2012-06-03 追記
6月2日香港衛生防護センター(CHP)は鳥インフルエンザの警戒レベルを上げた。詳細はこちら
香港衛生防護センター(CHP)の鳥インフルエンザのページはこちら

2012-06-04 追記
在香港日本国総領事館の新型・鳥インフルエンザのページはこちら

2012-06-06 追記
在広州日本国総領事館の6/5の安全情報はこちら

2012-06-08 追記
在広州日本国総領事館の6/8の安全情報はこちら

2012-06-25 追記
3週間経過して新たな患者の発生やヒトからヒトへの感染がなかったため、
6月22日香港衛生防護センター(CHP)は鳥インフルエンザの警戒レベルを
“Serious” から“Alert”に下げた。
2歳の男の子は今も深刻な状態でプリンセスマーガレット病院で治療中。詳細はこちら