英国統治時代の郵便ポスト

2013年12月30日に山頂(ヴィクトリア・ピーク)に行ったときに、
ハガキを投函しようとエリザベス女王の紋章(Royal cypher)の刻まれたポストに行くと
あろうことかポストの上の部分が横に割れて壊れていた。

“一体どうするとこんな壊れ方をするのだろう”とか
“このポストに投函しても大丈夫なのだろうか”とか
あれこれ考えていて写真を撮るのをすっかり忘れていた。

私は日頃大量に写真を撮っているのに
想定外のことが起きると写真を撮ることを忘れるようで
311の直後も写真を殆ど撮っていない。

2014年1月1日撮影。

ポストが気になって1月1日に見に行くとビニールでグルグル巻きになり
横に臨時のポストが出来ていた。


張り紙。

2014年2月1日撮影。

1ヵ月後、春節の香港旅行のときにはポストはまだ修理されていなかった。

その後、香港郵政がポストの英国王室の紋章をなくす方針だとのニュースを読み
あのポストは修理されずに廃棄されてしまうのだろうなあと思っていたが…

2016年5月2日撮影。

今回の旅行で久しぶりに行ったら修理されて元の場所に設置されていた。
※中国返還前はポストの色は赤だった。

参考
マカオ新聞2015年10月7日の記事(香港郵政、ポストの王冠マーク削除へ)はこちら
マカオ新聞2015年10月13日の記事(香港、回収進むエリザベス女王の肖像入り硬貨)はこちら
PPW2015年11月2日の記事(香港の郵便ポスト「ロイヤル・サイファポスト」が消えてしまう)はこちら