広州在留アフリカ人数

今朝の南方都市報に興味深い記事が載っていた。

謝暁丹広州市副市長は記者会見で次のように話した。

最新の統計によると10月25日に広州に居住している外国人は11.8万人(常住人口4.7万人、臨時来穗7.1万人)、
うちアフリカ人は1.6万人前後(常住人口4092人、臨時来穗11933人)。
※常住:半年以上、穗は広州のこと

また今年、広州市で違法滞在などで摘発された外国人は2788人、うちアフリカ人は904人。

昨年、広州に出入境した外国人は延べ526万人、うちアフリカ人は延べ53万人。
これは延べ人数であり、広州に現在住んでいる数でもないし、また違法滞在者の人数でもない。

広州に数十万人のアフリカ人が住んでいるというのは誤解である。


広州でアフリカ人が多く住んでいる地域。地図は南方都市報(こちら)より拝借。

参考
2014年8月27日のブログ(中国の在留邦人数)はこちら
南方都市報2014年11月1日の記事(说广州有几十万非洲人是误解)はこちら
新快報2014年11月1日の記事(居住广州的外国人有11.8万)はこちら

2014-12-17 追記
2014年12月1日のブログ(広州在留外国人数)はこちら
広州日報2014年12月17日の記事(非洲人有50万?其实只有1.6万)はこちら

2014-12-29 追記
南方都市報2014年12月29日の約10ページの特集記事(黒色乡愁)の最初のページはこちら

2015-01-01 追記
南方都市報2014年12月30日の記事(人在他乡得有组织)はこちら
南方都市報2014年12月30日の記事(“巧克力城”考验广州)はこちら