お年玉

今年も香港でお年玉(紅包、利是)を配る人々の姿を目にした。
タクシーの運転手がホテルのドアマンにお年玉を渡そうとし
ドアマンが固辞するという心暖まる遣り取りもあった。

2年連続で香港で春節を過ごしてお年玉の渡し方を色々見たけれど
オープンに明るく渡せば良いように思えた。
(香港流、広州流で作法が違う可能性はあるけれど…)

私達も広州に戻り昨晩お年玉の準備をした。

準備したのは70枚。
封入作業をしているうちにお札がお金ではなく紙切れのような感覚になった。
香港で見かけた人はもっと厚みのあるお年玉の束を持っていたけれど自分で封入したんだろうか…

今朝はお年玉の束を持って早茶に行ってきた。
香港の陸羽茶室の常連を見習いテーブルの上にお年玉の束を置いておくと
次々に従業員がニコニコしながら新年の挨拶に来てくれた。
誰に渡したかは覚えられないけれど
信頼関係が出来ている店なので同じ人が何度も来るようなことはない。

今日は40枚ほど配ってきた。
相手の好みを考え何を贈ろうか悩むよりも
お年玉の方が合理的で楽な気がしてきた。

参考
2013年2月15日のブログ(お年玉)はこちら