シネマート六本木閉館

アジア映画を中心に上映している映画館・シネマート六本木が2015年6月14日閉館する予定だ。
4月25日からは閉館企画『香港電影天堂 最終章』が始まる。

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“香港電影天堂 最終章 特設サイト”はこちら

ラウ・チンワン祭り、ドニー・イェン祭り…担当者のこだわりを感じる作品ラインナップ。
個人的にはサイモン・ヤム祭りもして欲しかった。

上映映画の一つ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』といえば
先日、図書館でこんな本を見つけた。


世界地名情報事典』(辻原康夫著、2003年、東京書籍)の広州の項より。

ちなみに『天地大乱』の舞台(※ロケ地ではない)は広州で孫文も登場するけれど
歴史映画ではなく、究極のカンフー映画だと私は思っている。

上映リストに『玻璃の城』が入っていたのが意外だった。


香港で買ったDVD。
日本では廃盤になっていてAmazonの中古価格(こちら)は6499円と高騰している。

私にとっては中国返還前の香港の様子を知ることが出来る貴重な映画の一つ。
レオン・ライが普通話(北京語)教室に通っているシーンがあったけれど
返還から15年以上経った香港では大陸旅行客相手の店が増え
店員が普通話を話すのは当たり前になったし、
最近の香港映画では普通話を話す登場人物が激増した。

シネマート六本木では5月16日から『モンキー・マジック孫悟空誕生(西遊記之大鬧天宮)』も公開される。

2014年1月19日撮影。 広州にて

広州でこの広告を見かけた時、ドニー・イェンの特殊メイクの凄さに目が釘付けになった。

『モンキー・マジック 孫悟空誕生』の公式サイトはこちら
公式サイトの予告編は普通話(北京語)版だった。広東語版の予告編はこちら

おそらくこの映画がシネマート六本木で見納めになると思う。寂しい。