落馬洲 Lok Ma Chau
昔の香港の写真の中に中国国境を撮ったものが2枚ある。
写真を撮った場所がわからず調べてみると、どうも落馬洲瞭望台の可能性が高いようだ。
返還前はここから国境を眺めるのが人気の観光コースだったらしい。
1971年12月撮影。
川の向こうが今の深圳。当時日本と中国の間に外交関係はなかった。
今でもこの川の手前の部分には禁區界線があり、住民以外の立ち入りが制限されている。
ただし禁區は段階的に縮小する予定で第一段階として2012年2月15日に沙頭角と米埔の大部分は開放された。
1971年12月撮影。
写真左の丘の先が現在では落馬洲駅のある場所、その対岸が福田口岸駅のある場所ではないかと思う。
以下の地図は中国の地図サイト百度地図を利用させてもらったもの。
※Googleマップは深圳河が載っていないなど境界の部分が不完全で使いものにならなかった。
右下のピンク色の部分が落馬洲瞭望台。
ここから矢印の方向に写真を撮ったのではないかと思う。
今の衛星写真。深圳側は大都会。香港側と対照的。
香港側の土地(落馬洲河套、Lok Ma Chau Loop)の禁區開放後の用途は検討中のようだ。
3D地図を見ていたら“A列車で行こう”(都市づくりシミュレーションゲーム)で久々に遊びたくなった。
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11月21日のブログ(深圳の福田口岸イミグレ)はこちら。
11月24日のブログ(落馬洲瞭望台)はこちら。
11月25日のブログ(落馬洲瞭望台・今昔)はこちら。