致美斎醤油
旅行記の続き。
今回の旅行で行くことに決めていた店がある。
『老广新游之广州老字号』に載っていた醤油の老舗・致美斎。
創業1608年で現在は花園酒店(ガーデンホテル)、中国大酒店(チャイナホテル)と同じ嶺南集団傘下の企業。
2015年12月30日撮影。
中山四路と文徳路の交差点(北京路と農講所駅の間)にある。
2002年に建てかえられているので知らなければ老舗とは思えない。
醤油売り場。
生抽も老抽も何種類かあったけれど
香港の九龍醤園のような高級品はなく庶民的な値段だった。
老抽王510ml 8.5元
老抽(ろうちゃう)は色が濃く主に色づけのために使われる。
金標生抽510ml 7元
生抽(さんちゃう)は色は老抽より薄めで主に味つけのために使われる。
日本から持参した緩衝材、ビニール袋に入れ、タオルで包み
空港でチェックイン時に割れ物が入っている旨を伝えて荷物を預け
大切に持ち帰ってきた。
老抽王の成分。
焦糖色:カラメル色素
谷氨酸钠:グルタミン酸ナトリウム
山梨酸钾:ソルビン酸カリウム
金標生抽の成分。
5'-核糖核苷酸二钠:5'-リボヌクレオチド二ナトリウム
三氯蔗糖:スクラロース
食品添加物の入っていない高級品を作って欲しい。
昨年6月に香港で買ってきた九龍醤園の醤油が残っているので
開封するのはまだ先になりそう。
致美斎老舗
中山四路331-335号101舗