九龍醤園

連れが「行かねばならない」と言っていた九龍醬園。

1917年創立の九龍醬園は昔ながらの製法を守り続けている。
飲茶の老舗・陸羽茶室もここの醤油を使っているとか。

日本占領時期に「英」(イギリス)、「美」(アメリカ)という文字を日本が嫌い
「美珍醬園」から「九龍醬園」に改名させられたのだそうだ。
広州、香港の老舗の歴史を調べていると大概は過去の日本の蛮行に辿りついてしまう。

・金牌抽油皇650ml 98香港ドル(約1600円)
 老抽(ろうちゃう)は色が濃く主に色づけのために使われる。

・金牌生抽皇650ml 98香港ドル(約1600円)
 生抽(さんちゃう)は色は老抽より薄めで主に味つけのために使われる。

老抽も生抽も日本の醤油よりも旨味(アミノ酸)が強い。

・蠔油225g 34香港ドル(約550円)


金牌抽油皇の成分。


金牌生抽皇の成分。


蠔油オイスターソース)の成分。

九龍醬園
住所:中環嘉咸街9號
営業時間:8:30〜18:15(月〜金)、8:30〜18:00(土)

参考
九龍醬園のサイトはこちら
OpenRiceの九龍醬園のページはこちら
香港商報2013年11月15日の記事(古法釀製3個月 滴滴醬油皆珍味)はこちら